医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院

看護師との連携で
患者に寄り添い回復を支える


医療現場で働くため介護と看護を学ぶ

 コロナ禍で仕事が休職になり、自宅でよく目にしたのは連日流れていたコロナ感染者の対応に追われる医療従事者のニュース。コロナ感染に怯えているだけで、何もできない自分の無力さを感じました。自分も力になりたい、その気持ちがムクムク芽生え、できることを模索して決意したのが、医療現場で介護福祉士として働くこと。家族には驚かれましたが、39歳で医療福祉の専門学校に入学しました。
 介護福祉士は、自分が主体となって働く特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護施設で働くのが一般的ですが、私は自分が主体になるのではなく、医師や看護師のサポートを行う病院勤務の介護福祉士を目指しました。札幌東徳洲会病院は、以前から風邪を引いたときにお世話になっていて、雰囲気が良いと感じていたので入職を希望しました。

仕事は看護師の補助業務が中心

 私が担当しているのは6階の脳神経外科と耳鼻咽喉科病棟。ここで病室のシーツ交換などの環境整備、医療機器の片付けや患者さんの排泄、入浴といった身体介助を行っています。医療器具の片付け、患者さんの診療の付き添いといった看護師の補助業務は、病院勤務の介護福祉士ならではの仕事です。出勤し病棟に着くと必ず聞こえるのがナースコール※。このコールが私の働くスイッチです。すぐ病棟に行き、患者さんと顔合わせをして状態を見ながら声かけをし、気が付いたことを看護師に伝えます。薬局に行って薬をとってきたり、検査搬送で患者さんと一緒にレントゲン室に行ったり、常に病棟を歩き回っています。万歩計をつけていて、1日2万3000歩、距離にして16〜18キロ歩くこともざらにあり、体力的に大変な日もありますが、患者さんや医療スタッフに必要とされるのはうれしいし、患者さんの笑顔を見るのもやりがいの一つです。人の命の尊さに触れる仕事であり、その度にこの仕事の価値の奥深さを実感するので、これからもスタッフと力を合わせ患者さんを支えていきたいです。2025年3月31日発行vol.21掲載記事

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