医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院

多くの経験を経て患者さんに寄り添う
認知症看護のスペシャリスト

「青年海外協力隊」の経験がターニングポイント

 中学生のときに入院し、看護師さんと接して「私も看護師になろう」と思いました。大学では多方面に学べる医学部看護学科を専攻し、卒業後は大学病院に入職。新人の頃は、勉強不足で患者さんに叱られたこともありましたが、約4年間の勤務を経て大学病院を退職し、青年海外協力隊に参加しました。治安が不安定な中米のホンジュラス共和国で1年間看護師として様々な経験を積み、自信を持って仕事ができるようになりました。帰国後、慢性期※の病院で働いて認知症の患者さんに接する機会が増えたのですが、認知症があると本人の意思が治療に反映しにくいことに気づき、認知症に関する知識を深めるため病院を退職。自費で学校に通い認知症のスペシャリストになるため認知症看護認定看護師の資格を取得しました。

専門家チームの団結力で患者さんを笑顔に

 その後、高度医療を提供する札幌東徳洲会病院に入職し、病棟で働きながら、認知症看護のスペシャリストとして、認知症患者さんへの対応をアドバイスしたり、勉強会も行っています。
 認知症の患者さんは環境の変化に弱いので、できるだけ馴染みの環境に近づけ、「その人らしさ」を大切にすることを心がけるようにしています。老人看護専門看護士やほかの院内専門家と協力して認知症ケアチームを結成し、急性期※病院としては珍しい院内デイケアも毎週実施しています。レクリエーションで笑顔になってくれたり、ありがとうという患者さんからの言葉や穏やかに生活ができるようになったという患者さんの症状改善の報告を現場スタッフから聞いたりしたときは、うれしくなりますね。2024年3月31日発行vol.19掲載記事

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