医療法人 明日葉会
札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル
医師 S.Y.さん
女性の人生に深く関わり、
命と向き合い、命をつなぐ

産婦人科医は中高生への性教育の出前授業がきっかけ
大学時代に、世界の医学生が加盟するIFMSA(イフムサ・国際医学生連盟)に加入しました。ここで行っていた医療系の学生が中高生に性教育をする出前授業に参加して、自分自身の学びにもなったし、性教育の大切さを実感。それで、産婦人科の医師になりました。
研修は道外で。知識の足りない所を勉強しながら、まず何かあったら患者さんの元へ早く駆けつけて、状態を把握することを心がけて粉骨砕身の日々でした。研修医の頃の話ですが、スーパーのレジに並んでいたときに、横に並んでいた妊婦さんが突然失神するという事態に遭遇しました。偶然、研修先でご出産される方だったので、僕がエコー検査などの対応をしました。実はこれが、はじめて一人で対応したとき。医師になって良かったと思った瞬間でもありました。

女性のいろいろなライフステージに関わる
地元の札幌で働きたいという思いとたくさんお産に関わりたいという思いで、札幌一お産が多いと言われているこの病院を選びました。自分が関わってきた所でも年間5〜600件位だったのですが、ここは倍以上で、ほぼ毎日お産があり、はじめは生活ペースを掴むまで大変でした。産婦人科医は、分娩時お母さんと赤ちゃんの命をあずかる使命があります。無事に生まれてもお母さんが急に出血するなど思い描いていたお産と違う方向にいくこともあるので最後まで決して気を抜けません。助産師さんをはじめスタッフとの協力体制が重要ですが、みなさんスキルが高いので心強いです。どんなに大変でも、お母さんも赤ちゃんも元気で良かったと、その日の仕事を終えられるのが一番楽しいこと。命が誕生する貴重な瞬間に立ち会える産婦人科医になって良かったと感じるときです。妊娠、出産だけでなく、生理の悩みや更年期障害など女性のライフステージに関わるのが産婦人科医なので、いつでも気軽に相談できる医師を目標に、さらなるスキルアップを目指します。 2024年3月31日発行さくらノートvol.19掲載記事
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