医療法人 明日葉会 札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル

看護助手から保育士に転身、子どもに笑顔を届けたい! 

仕事をしながら勉強をし目指す道へ

 学校を卒業してから20年間、この病院で看護助手として働いていました。看護助手がどのような仕事をするのかわからなかったのですが、この病院の面接で「赤ちゃんのお世話もできるし、お産の雰囲気も感じられる」と聞いて決めました。看護師さんの指示のもとで、新生児のお世話や医療器具の片付け、入院患者さんのベッドメイキング、室内の掃除など病院内の細かな作業を行っていました。働きはじめた頃、機械の片付けをしていると、分娩室の中からお母さんがいきんで痛がる苦しそうな声が聞こえてきました。それから少し後に赤ちゃんの産声が聞こえてきたとき、感動して泣いてしまったのを覚えています。職場は働きやすくて、気がついたら20年経っていました。
 ふと、40歳を目前にしたときに、自分は手に職がないことに気がついたんです。ここでは掃除のベテランでも、会社によって掃除の仕方は変わるので、職場が変わったらベテランではない。やっぱり、資格が必要な仕事をしたい、そう考えたとき、子どもが好きだから保育士になりたいと思いました。でも現実は甘くはなかったですね。全部で9教科の試験に合格しなければいけないのですが、仕事をしながらの勉強だったので大変でした。最初に試験を受けてから3年の間にすべて合格しなければいけないので焦りましたが、なんとか3年かけて合格することができました。合格したときはうれしくて、インスタに「合格しました」とアップしてしまいました。

子どものかわいい笑顔を見られるのが魅力

 私が合格したときに、ちょうど病院内に保育園ができて、タイミングが合い、職種が変わってもまたここで働くことができたことは幸運です。でも、すべてがはじめてだったので、不安でいっぱいでした。とくに子どもと同じテンションで遊ぶのが大変。でも、疲れるより、子どものために何かしたいという気持ちが上回っているので、充実感があります。ちょっとしたことで笑ってくれるので癒されますし、成長を間近で感じられるのがやりがいです。子どもたちの人生の一部に保育園の生活が入っていると思うと身が引き締まりますね。まだ不慣れなこともありますが、子どもの楽しいという気持ちを引き出せる保育士になれるよう頑張ります。2021年9月30日発行さくらノートvol.14掲載記事

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